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YIDFF2017

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SPUTNIK — YIDFF Reader 2017
目次
ラディカリズムと現在への絶えざる回帰|畑あゆみ
初めて映画を見る子供のように|イグナシオ・アグエロ
知への意志――『エクス・リブリス――ニューヨーク公共図書館』『私はあなたのニグロではない』|佐藤良明
原一男とジョン・ジャンヴィトの「喪の仕事」を、土本典昭を補助線にして考えてみる|石坂健治
見ることの愉悦と責務――『孤独な存在』『また一年』『オラとニコデムの家』そして『航跡(スービック海軍基地)』|阿部宏慈
「絆」とは何かをめぐる震災6年後の決定的な成果――『波伝谷に生きる人びと』『願いと揺らぎ』|三浦哲哉
カーキに勝る色はなし、なのか?――『カーキ色の記憶』|ナジーブ・エルカシュ
石、犠牲、言語――趙德胤『翡翠之城』|クリス・フジワラ
魂を運ぶ旅――徐辛『長江の眺め』|吉田未和
等身大のアクティヴィズムとユーモア地獄――パムソム海賊団に愛をこめて|山本佳奈子
在米フィリピン移民として生きて|ミコ・レベレザ監督に聞く
残された痕跡――『くるまれた鋼』|多田かおり
模倣と創造の発端――山城知佳子の映像について|岡田有美子
宋荘と映画祭――『映画のない映画祭』の予備知識として|中山大樹
フリーホイーリン・ロックスリー!|フィリップ・チア
工場というダンス――『天竜区奥領家大沢 別所製茶工場』|青山真治
『色即是空』を書いた手――松本俊夫の遺した痕跡|マーク・ノーネス
終わらないロマンティック――高木隆太郎氏を悼む|岡田秀則
忘れ得ぬ一時代の、貴重な証言――『キューバのアフリカ遠征』|太田昌国
福音の連鎖を断ち切る眼――ジャン=マリ・テノ『植民地的誤解』|真島一郎
It’s Time For Africa! It’s Time to Dance!|ジェームス・キャッチポール
フレディ・M・ムーラーという作家の発見|西嶋憲生
フレディ・M・ムーラーと山形|堀越謙三
中東現代史の闇を照明する巡礼の旅――リヒャルト・ディンド『シャティーラのジュネ』|鵜飼哲
記憶とは戦いである――ジョスリーン・サアブ『昔々ベイルートで』|四方田犬彦
映画をほどく試み――3回目の「ヤマガタ・ラフカット!」にむけて|酒井耕
モザイク状の「その後」に|小川直人
私たちはいまもなお佐藤真を必要としている|清田麻衣子
眼差しが交錯する場――牛腸茂雄と佐藤真の『SELF AND OTHERS』|岡部信幸
時空をこえて人やモノが共鳴する場所。|鈴木伸夫
食の記憶、旅の記憶――山形の今を感じられる店|石郷岡学
山形の山菜料理|佐藤治樹
山形を映画で拓こう。そして世界と歩こう。――山形国際ドキュメンタリー映画祭と映像文化創造都市やまがた|小林みずほ