この夏、山形大学から3名の学生の方が山形事務局でのインターンに参加してくれました。インターンの皆さんには、普段スタッフが行なっている事務作業や野外上映会の運営などを補助してもらう他、実習期間を振り返るレポートも作成してもらいました。山形映画祭にインターンに来たらどんな体験ができるのか?実際に体感したインターン生たちのレポートをご覧ください!

コミュニティFM ラジオモンスターに出演

コミュニティFM ラジオモンスターにて、これから予定している上映会について告知を行いました。

ラジオ局に行く前、ラジオを聴いている方々が理解しやすいように原稿を考えました。

収録現場
収録現場

初めてのラジオということもあり、緊張しっぱなしの私たちでしたが、無事に情報をお伝えすることができました。まさかラジオに出演することになるなんて思っておらず、貴重な体験となりました。

初めてのフィルムライブラリー

この日行われた「山の日」にちなんだ映画の上映会のお手伝いもかねて、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーを見学しました。

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーとは

山形ビッグウイングの3階にある施設で、山形国際ドキュメンタリー映画祭に応募された数多くのドキュメンタリー映画を収集・保管しています。これらの作品を、市民をはじめとする多くの方々がビデオブースで気軽に鑑賞でき、世代を超えて貴重な文化資源に触れられる場所となっています。また、月に1度金曜上映会が開催され、普段スクリーンで目にすることの少ない作品が鑑賞できます。

 

棚いっぱいに保管されている作品たち
棚いっぱいに保管されている作品たち

実際に作品が保管されている収蔵庫に入ってまず感じたのが室外と比べてかなり温度が低かったこと。作品の劣化を防ぐために温度と湿度が一定に保たれるよう設定されているそうです。

保管している棚の中にはフィルムのみならず、ビデオやDVDなどもありました。作品をアーカイブするにあたって、その保管方法や媒体は時代によって変化してきたとのこと。これからの保管の形態はよく考えていかなければいけない課題となっています。

 

フィルムを点検するための検尺機

気になる作品を選んで実際に検尺機を操作することができました。使う際には車輪のような部分にフィルムを設置して手動で回し、画面に映る映像を見て確認していきます。

事務作業

オフィスにいる間は、各所に掲示していただくためのポスターの準備であったり、いただいた名刺の分類であったりと多くの事務作業を行いました。やらなければいけないことが多く、普段、事務局員の方々だけで全ての作業を終わらせるのはとても大変なことです。これらの仕事が法人外の方々との大切な繋がりを作る基礎となっているのだと思いました。

文章:黒沢さくら(山形大学3年)