2月22日[金]〈科学時報:1960年代アメリカ〉

今回の金曜上映会では、戦後の占領政策、民主教育のための「ナトコ映画」に代わって日本に米国の情報を伝えてきた「USIS(米国広報文化交流局)フィルム」を上映して、当時の思いを紐解きます。

※フィルムの劣化退色があります。状態により上映作品が変更される場合があります。

「USISフィルム」 14:00- 19:00-(2回上映)

『科学時報』 1967-69/各14分
・ホバークラフト ・サーモグラフ ・コンピュータが描いた絵 ・銀河系の起源 ・ボーイング747 ・フリーズドライ技術 など
『子どもの心にふれる』 1969/29分
ほか、合計約80分

USIS(United States Information Service)フィルムは、1953年、第二次世界大戦後の占領政策の一環として行われてきたCIE(Civil Information and Education)映画(通称ナトコ映画)に代わり、日米の情報、文化交流をはかる目的で作られました。これまでは山形市の東南村山地区視聴覚教育協議会の倉庫に上映されることなく保管されてきましたが、協議会解体にともない、ここにあった25本のUSISフィルムは当映画祭で管理を行なっている山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーに移管されました。

今日では大変貴重になった作品群です。ぜひこの機会にお楽しみください。今後、金曜上映会では継続してUSISフィルムを上映していく予定です。どうぞお見逃しなく。

[会場]山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
[料金]鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ]電話:023-666-4480 e-mail:info@yidff.jp