11月30日[金]〈岸善幸監督とドキュメンタリー・ドラマ〉

『二重生活』(2016)、『あゝ荒野』(2017)で知られる岸善幸監督(最上町出身)のドキュメンタリー・ドラマを2作品上映します。広島の女学校の少女たちの日記帳を元に、入学式から原爆投下までを描く『少女たちの日記帳』。そして、被災地女川で「ブログ」と「ラジオ」を通じて自分を取り戻していく女子高生と仲間たちの物語『ラジオ』の二本立て!  テレビ番組作品ですが、今回特別にスクリーンでの上映を許可いただきました。めったにない機会です。ぜひ足をお運びください。どうぞお楽しみに!

『少女たちの日記帳 ヒロシマ 昭和20年4月6日〜8月6日』 14:00- 19:00(2回上映)

『少女たちの日記帳』

 

脚本・ディレクター:岸善幸/製作・著作:NHK、テレビマンユニオン/2009/109分

作品紹介:

昭和20年8月6日、広島に原子爆弾が投下される。広島県立広島第一高等女学校の1年生223人は建物疎開中に被曝し、亡くなった。残された日記帳には、彼女たちが生きた証、無残にも奪われた青春への淡い期待が綴られていた。戦争が日々の暮らしを侵食するなか、少女たちは何を想い、何を大切にしながら生きたのか。残された日記、遺族の証言をもとに現代に蘇った必見のドキュメンタリードラマ。

 

『ラジオ』 16:20-(1回上映)

『ラジオ』

 

演出:岸善幸/制作・著作:NHK、テレビマンユニオン/2013/89分

作品紹介:

東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町。地域に必要な情報を住民自らの手で届けようという思いから、臨時災害放送局「女川さいがいエフエム」の活動が始まった。震災後引きこもりがちになっていた女子高生の「某ちゃん」も、周囲の勧めでラジオに出演することに。しかしマイクの前では思うように自分の気持ちを言葉にできあに。やがて彼女はブログを始めるが、とある投稿が世間の注目を集め……。

 

[会場]山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
[料金]鑑賞会員無料(入会金・年会費無料)
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ]電話:023-666-4480 e-mail:info@yidff.jp