Sputnik
YIDFF2015

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SPUTNIK — YIDFF Reader 2015
目次
山形国際ドキュメンタリー映画祭2015へのメッセージ|リティ・パン、キドラット・タヒミック
二年に一度、ヤマガタに咲く花|濱治佳
[審査員の声1]いざ未知の領域へ|牧野貴監督に聞く
[レヴュー1]水あるいは不在の鏡|阿部宏慈
[レヴュー2]震える手――ペドロ・コスタ『ホース・マネー』|諏訪敦彦
[レヴュー3]人間の時間、惑星の時間――パトリシオ・グスマン『真珠のボタン』|大久保清朗
[監督の声1]トトと二人の姉と小さなカメラ|アレクサンダー・ナナウ監督に聞く
[レヴュー4]気まぐれに約束された、ささやかな場所で――『女たち、彼女たち』について|高橋知由
[レヴュー5]女たちの時間――『いつもそこにあるもの』について|西村晋也
実験的な映像としてのドキュメンタリー|金子遊
[審査員の声2]三里塚から撮り始めて|川上皓市キャメラマンに聞く
[監督の声2]地面から骨を掘り出すように――『虐げられる者たちよ』について|バスマ・アルシャリーフ監督に聞く
[監督の声3]映像人類学から第三の眼へ|ディペシュ・カレル監督に聞く
[レヴュー6]二つの言語を生きる――『太陽の子』を見る|吉田未和
太陽花と雨傘との連帯へ|リム・カーワイ
[レヴュー7]文明の墓を幻視する――笹久保伸『PYRAMID』|矢野優
世界の映画祭から|「アントルヴュ」ベルフォール国際映画祭
[イントロダクション1]ホルヘ・サンヒネスとの対話から――ラテンアメリカ特集に寄せて|太田昌国
[イントロダクション2]記憶についての/記憶としての映画――パトリシオ・グスマンとチリのクーデタ|柳原孝敦
[イントロダクション3]グスタボ・フォンタン、音と映像の自由な地平|赤坂太輔
トミ・レブレロ――ブエノスアイレス・インディペンデント・シーンの異才|石郷岡学
[監督の声4]松本俊夫の(複数の)映画史|筒井武文監督に聞く
[レヴュー8]ある演技の記録――『我等の時代の映画作家シリーズ――ジョン・カサヴェテス』|濱口竜介
[レヴュー9]真実はどこにあるんだい?――ロバート・フランク『僕と兄』|倉石信乃
[レヴュー10]「名」の拒否――『エマク・バキアを探して』|柿並良佑
[イントロダクション4]蜘蛛の巣ラボ――エドウィンの「再生」工場|石坂健治
建物の記憶――街の写真館が見てきたもの|岡崎彩
[レヴュー11]語られるのは、今も“革命こそが命”という父の言葉――『離散の旅』について|足立正生
三つの名前から「アラブをみる」|加藤初代
ドキュメンタリー×日本の話芸|宝井琴柑
[イントロダクション5]震災をどう描くか、震災からなにを描くか|小川直人
[イントロダクション6]「映画に何ができるか」、問いの5年目――「ともにあるCinema with Us 2015」に寄せて|三浦哲哉
[イントロダクション7]山形発、愛の映画――「こどもと映画」に寄せて|吉田未和
[イントロダクション8]「記録」としての幻灯――機動性を持つ社会運動のメディア|鳥羽耕史
戦後やまがたの映画文化がうみだしたもの、映画文化をうみだしたもの|滝口克典
発展に終わりなき山形の菓子|戸田健志
[イントロダクション9]現代台湾ドキュメンタリーへの招待|許時嘉
[追悼]怒るカメラ、受けとるカメラ――大津幸四郎が探りつづけたもの|宮田仁
[追悼]工藤充――《自由》を組み立てた人|岡田秀則